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2013年4月 2日 (火)

悪魔の見習い修道士 修道士カドフェル⑧

しょっぱなから「悪魔」ってどうよ、と思うが、今読んでるんだからしょうがない。


悪魔の見習い修道士 修道士カドフェル⑧
エリス・ピーターズ
大出 健 訳
光文社

日本の歴史も覚えてないのに、イギリスの歴史小説なんて・・・。
と思ったら、歴史なんて分らなくても、とても面白い。

面白くて、「また読みたいなぁ」と思い、シリーズを3巡目。

主人公カドフェルの聖職者らしからぬ言動と、
カドフェルが巻き込まれる事件の物珍しい風情と、
カドフェルを取り巻く人々の多様性。

900年近く前のイギリスの物語なので、服装や暮らしぶりが興味深い。
900年近く前のイギリスの物語なのに、人間の考えることは変わらない。

読んでいるといつのまにか「西洋」とか「教会」とか「中世」とかのイメージに少し色がついていた。
博物館の展示ケースのガラスの向こうにあったものが、うちのリビングの飾り棚に来た感じ。
身近に感じられる、ってことかな。

そして「日々の義務を淡々とこなす」ことは、とても大切で、とても難しい。


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