書籍・雑誌

2013年5月12日 (日)

スノーボール・アース

「スノーボール・アース 生命大進化をもたらした全地球凍結」

ガブリエル・ウォーカー 著
川上紳一 監修
渡会圭子 訳
早川書房

地球全体が氷の玉だったらしい。
氷河期とは違う、赤道まで凍る
まさに「アイスボール」。

その仮説の証拠を探す科学者と
反証を探す科学者。

個性の際立った科学者が人間の「今」を生きながら
太古の世界から遺されたメッセージを見つけ、読み解く。

小説のようにドキドキしながら読めた。

元々は、
「137億年の物語」宇宙が始まってから今日までの全歴史
クリストファー・ロイド 著
野中香方子 訳
文藝春秋

を読んでいたら章末の注に出てきた本。
図書館の新刊の棚にたまたま見つけた。
偶然の出会いって、本にもある、と知った。

で、元々読んでいた137億年。10億年前まで来たが、まだ30ページ。
後440ページある。いつここに書けるかなぁ。


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2013年4月 2日 (火)

悪魔の見習い修道士 修道士カドフェル⑧

しょっぱなから「悪魔」ってどうよ、と思うが、今読んでるんだからしょうがない。


悪魔の見習い修道士 修道士カドフェル⑧
エリス・ピーターズ
大出 健 訳
光文社

日本の歴史も覚えてないのに、イギリスの歴史小説なんて・・・。
と思ったら、歴史なんて分らなくても、とても面白い。

面白くて、「また読みたいなぁ」と思い、シリーズを3巡目。

主人公カドフェルの聖職者らしからぬ言動と、
カドフェルが巻き込まれる事件の物珍しい風情と、
カドフェルを取り巻く人々の多様性。

900年近く前のイギリスの物語なので、服装や暮らしぶりが興味深い。
900年近く前のイギリスの物語なのに、人間の考えることは変わらない。

読んでいるといつのまにか「西洋」とか「教会」とか「中世」とかのイメージに少し色がついていた。
博物館の展示ケースのガラスの向こうにあったものが、うちのリビングの飾り棚に来た感じ。
身近に感じられる、ってことかな。

そして「日々の義務を淡々とこなす」ことは、とても大切で、とても難しい。


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